九尾の狐伝説

paopapao

2015年02月27日 06:26

那須にある「殺生石」、

妖怪の「九尾の狐」は知っているかと思います。

今は妖怪ブームと言うこともあり、

うちの息子も九尾の狐に興味を持ちました。



知られていないのですが、

那須から車で1時間かかるか、かからないかの場所、

大田原市に、

「玉藻神社」と言う、ひっそりとした神社があります。



昔、狐の化身でありながらも、
その麗美な姿のため、
帝に愛された「玉藻の前」という美女がいました。

帝が病気の折、
その正体をあらわした九美の狐は、
栃木県大田原市にある、
この玉藻神社に逃げてきたのです。

そしてセミに姿を変え、
その木の陰に隠れていたのですが、
池(鏡が池)に映っていた
真の姿、九尾の狐のスたがを見つけられ
撃たれました。

しかし魂だけは逃げていき、
那須にある
殺生石へと魂がうつり込んだというわけです。



そこで、
我が家でも玉藻神社から殺生石へと
九尾の狐の足跡をたどりました。


ここが玉藻神社です。

























ひっそりとした場所にあるので、

人もいなく薄気味悪さが漂っています。




















そして、ここが鏡が池です。

























今は水も少ししか残っていませんが、

この池に九尾の姿が映し出させたのかと思うと

少し神秘的にも感じられます。



次は、

玉藻神社で撃たれた九美の狐の魂をおいかけ

殺生石へ向かいます。

























こんな山の上まで魂が飛んできたのですね。

はじめは大きな1つの岩でした。

それを玄能和尚が3つにくだき、

残ったひとつが、那須にある、この岩です。

























息子のpaosukeさんも

一生懸命、

九尾の狐伝説を呼んでいました。




せっかく那須にキャンプに来て、

殺生石だけ見て帰るより、

ぜひ玉藻神社まで足を延ばしてみてください。

まあ。。。本当に薄気味悪さの漂う神社ですが。。。

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